シロアリの痕跡?

先日、お客様のお宅で屋外に設置している木塀を修理するための調査に伺いました。

設置から10年以上経過しておりぐらぐらしてきたとの事ですが、柱を見てみるとこのような状態でした。

写真の左上に土を固めたようなものがついています。

これはシロアリがいた(もしくはいる)痕跡です。

触ってみると、、、

中身は空洞になっていました。

この柱を食べたと思われるシロアリたちは 、また別の柱へ移動していました。

シロアリは空気に触れる事を嫌うので、先程の土を固めたようなもので樹皮の隙間や穴を埋めて、木材の柔らかい所を食べていきます。

上の写真を見ても、節などの硬い所は食べない事がわかります。

こちらも木塀の柱を写したものです。

中央縦に割れがありますが、シロアリが空気に触れないように隙間を埋めている事がわかります。

シロアリは、このようにして土の中から木材まで姿を見せずに行き来しますが、シロアリの痕跡がどのようなものかわかっていると、早期発見出来ますね。

最近少し暑さが落ち着いてきましたし、このブログを読んだついでにお家の周りをぐるっと点検されてみてはいかがでしょうか。

やどりの家づくりは昔からシロアリが寄り付きにくいような家づくりをしてきました。その方法は、薬剤散布ではなく物理的な仕組みであったり、住まいの環境を整える事でシロアリが好まない環境をつくる等といった方法です。

どのような方法か気になった方は、9月にやどりの家づくりを体感できるイベントを開催しますので、ぜひこの機会にお越しください。

もちろん、シロアリ対策以外にも見どころ盛りだくさんのお家ですので、みなさまどしどしご応募ください。


「風見どりの家」

お申込はこちら

上下分離型の二世帯住宅「風見どりの家」が、完成しました。今回は期間中いつでも見学できるショーホームとして開催させていただきます(要予約)ぜひ、この機会にやどりの家づくりをご体感ください。

風見どりの家では、住まい手の暮らしに合わせて間取りや動線を提案。単なる広さだけでなく、視線の広がりや、様々な空間の変化をうまく使い居心地の良い空間を実現しました。

大工造作によるオリジナル収納で間仕切りしたダイニング、一段下がったカーペット敷きのリビング、そして敷地を有効利用した地下室、見どころいっぱいの「風見どりの家」。

また、パッシブエアコンで全館空調を実現。夏は木陰にいるような心地よさを、冬には足元から暖かく陽だまりにいるような心地よさを実現してくれます。この機会にぜひご体感ください。

風見どりの家では、焼杉の外壁材を使用。焼杉は表面を炭化させることで耐久性を向上させる昔ながらの伝統的な外壁材。メンテナンスフリーの外壁材としてやどりの家づくりでもおすすめの材料です。(触ると汚れますのでご注意を)

日時:2019年9月14日(土)~9月23日(月)10:00~17:00

場所:東京都大田区田園調布