大工の心意気

やどりの大工は職人としてのプライドをもち、 創造力を働かせながら、こだわりの宿る美しい仕事を目指しています。
大手メーカーの仕事と異なり、一つひとつのパーツをその都度考えながら仕上げていきます。
責任のある厳しい仕事ではありますが、その中からものづくりの楽しさを見つけ出し、常によりよい家をつくり続けたいと考えています。
大工同士で情報交換をしたり、時には社内検査でチェックや意見を出し合い、チームでありながらよきライバルとしても互いに切磋琢磨しています。

細部への
 こだわり

美しい仕事は「気になるところがない」ために、気づかれず評価されないことがあります。 それこそが、私たちが目指す仕上がり。 見た目には大きな違いがなくても、毎日その空間で暮らすうち無意識に 「心地よさ」を感じていただくことができれば、それが最良の住まいだと思います。 「自分が住む家だったら……」という思いで、まずは私たち自身が一切の妥協をせず、 納得がいくまで本気で作り込んでいきます。

失敗が許されない現場なので、先を読み、逆算しながら作業することが重要。 例えば窓枠ひとつをとっても、ピタリと納めるために、 図面をチェックしながらミリ単位で仕上がりをイメージして作業をします。 より高い水準の完成度を求めて、丁寧な仕事を積み重ねていきます。

美しい
  現場

私たちの現場は、いつどんな時もお客様のものであることを肝に銘じています。そのため、お客様にいつでも現場を見学していただけるようにしています。
見習いも棟梁も関係なく、気づいた人間が掃除をして、常に整理された状態を維持しています。 また、終業時の片づけ、整理整頓を欠かさないのはもちろん、 作業中も片づけながら仕事をしています。
料理上手な人が、調理しながら片づけもこなし、 完成とともにキッチンが美しく整っている様子をイメージしていただくとわかりやすいと思います。
現場の美しさは仕事の美しさに比例し、きれいで気持ちのいい現場は安心感を生み出します。 もちろん、ケガや事故を未然に防ぐことにも繋がります。
私たちの自慢の現場にぜひお越しください。

同じように道具の手入れも欠かせません。
実は職人それぞれのクセに合わせた馴染み方をしているので、 体の一部のように馴染んだ道具は代えがきかない大切なものなのです。
ほかの職人の道具は使わないという暗黙のルールが現場にはあり、 職人気質を感じる一面でもあります。

手で
 造ること

やどりでは、営業・設計がお客様と細かい打ち合わせをして、自社の大工が施工するので、規格外の要望にも柔軟に応えることができます。これこそが、家づくりの原点であり、機械化された家づくりとは異なる職人の仕事。「私たちがつくりました」と、プライドをもって言える家づくりをしたいと考えています。
また、無垢材や珪藻土といった自然素材には、四季の移ろいに合わせて、機器では計れない変化が起こります。それに対応するために手仕事にこだわっています。自分たちの手でつくるからこそ、不具合を敏感に感じ取り、どうしたら美しく整うかを導き出すことができます。こうした技術や知恵は、日本の風土に合わせた家づくりのなかで脈々と受け継がれてきたこと。やどりも同じように、次の世代へと橋渡しをしたいと考えています。時代の流れに逆行しているように見えるかもしれませんが、この方法を続けていれば、お客様の喜ぶ顔を想像することができます。そのために私たちは努力を惜しみません。職人の仕事を必要とされることは私たちの喜びであり、仕事の楽しさそのものでもあるからです。

この家だけの
造作家具

既製品に合わせて家を造るのではなく、自由な寸法で暮らしに合わせて家具を造ります。
住む人の理想を実現した使い続けることで愛着がわく家具に囲まれた暮らしは心も満たす豊かなものになるはずです。

自由にオーダーメイド
既製品に合わせて家を造り、暮らしをデザインするのは 「本来の住まいづくりの在り方ではない」と、私たちは信じています。 だから、自由な寸法で、それぞれのライフスタイルに寄り添うオーダーメイドの家具を提案しています。 特に快適な暮らしのための大きなポイントは、「いかにモノを上手に収めるか?」だと思います。 家族やモノの動きをイメージして、「仕舞う」「取り出す」を考え、最適な収納を計画します。 収納家具は使い勝手はもちろん、見た目の美しさも重要です。 すっきりとみせるデザインを心がけ、素材や色が調和するように設計していきます。
愛着のある住まい
暮らしに合わせてオーダーで造る家具は、 使うほどに愛着がわき、その思いを育ててくれます。 我が家のためだけに造られた家具使いやすく快適で、 何気ない日常のひとときに彩りを添えてくれるはずです。 利便性や機能性など暮らしの提案はもちろん 趣味の空間も大切です。 ワクワクドキドキして、 そこにいる間は時の流れを忘れてしまうような空間も、 豊かな暮らしには欠かせないものだと考えています。

大工を育てる

大手ハウスメーカーさんやローコストビルダーさんなどの量産メーカーの進出により、熟練職人が不要な家づくりが主流になり、職人が生きるのに厳しい社会になってきました。小中学生に人気の職業であるにも関わらず、現状は大工の高齢化が進み、若い担い手が少なくなっています。 その反面、手作り感ある家を求める人たちが増えて来ているのも事実。例えば、無垢の木の階段で、木の良さを活かしディテールを綺麗に収めるためには手加工が必要となり、熟練した大工が必要となるのです。 「いい大工に建ててもらいたい」という家を建てる人すべての願いを叶えるために、若い職人たちを育成することも、私たちの使命と考えています。