一気に冬が来たような寒い日が続きますね。
紅葉等、「秋」を楽しまないまま、季節が過ぎていくようでちょっと寂しいですね。
先日、お休みを利用して東京近代美術館で行われている「1945年以降の建築と暮らし」という展示会にいってきました。
7月から開催されてましたが、中々足を運べず・・・近くで開催されているといつでも行けると思い行かないものです。
この展示会は、戦後から現代まで、日本の家がどのように変化してきたかや、
歴史に残る建築家の作品の解説や模型が展示されています。
しっかり見ると、2時間ほどかかってしまうような魅力ある展示会です。
貴重なドローイングやスケッチもたくさんありました。
中でも、気になったスケッチがこちら。
らくがきみたいなスケッチですが、この建築家さんは設計をはじめるとき、
スケールや実際できるかどうか気にせず、こんな家がいいなぁ…という思いをまず書くそうです。(確か、そんな説明書きが…)
このスケッチの中から、実際にかたちになるものもあるのだとか。
言葉で表現して伝えることや、頭の考えを整理することは中々難しいことですが、
ビジュアルになると、意図がとてもわかりやすいですね。
その他に階段の検討図などもあり、先日、完成見学会をした現場で一坪階段に取り組んでいたので、
気にしながら見て回りました。
とても勉強になりつつも、頭を使った休日となりました。
10月29日まで開催中ですので、みなさんも是非行ってみてください^^
中野和美
■そうけんしゃ見学会情報■
10月22日(日曜)
場所:杉並区 時間:13-15
11月5日(日曜)
場所:豊島区 時間:10-17