こんにちは、坂本です。
地域の役所に行く機会が多い仕事がら、
それぞれの特徴や、場所柄などをつづった役所百景です。
前回は世田谷区役所と豊島区役所を紹介しました。
今回は杉並区役所です。
杉並区といえば、中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪と、
サブカルの印象の強い街がたくさんあります。
区役所自体は東京メトロ丸の内線の南阿佐ヶ谷駅から直通で、
JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分程度の場所にあります。
大通りに面したビルの中に溶け込むように建っているので、
シンボリックな印象はなく、はじめて行くと通り過ぎてしまうかもしれません。
サブカル感を打ち出すような部分もなく、ひっそりと落ち着いた印象です。
内部は西棟、東棟、中央棟と結構複雑なつくりになっており、
目的の窓口を確認した上でエレベーターに乗らないと、意外と迷ってしまいます。
そして、これは役所あるあるかもしれませんが、
節電をしっかり行っているので、廊下など人がいない場所はとにかく薄暗いです。
もうちょっと明るくてもと思いますが、
住民のお手本とならなければならない事を考えますと頭が下がります。
文化的な街が多い杉並区ですが、区役所は古き良き落ち着いた場所でした。
何度か通っていると、妙にしっくりくるのかもしれません。
南阿佐ヶ谷から直通で行くのも良いですが、
阿佐ヶ谷駅から並木道を歩いて行くのも、清々しくておすすめです。