やどりでは、壁や天井の仕上げ材に紙クロス(オガファーザー)をよく使用しています。
複数のお部屋に使われる事もある仕上げ材なので、お手入れについて気になる方も多いのではないのでしょうか。
そこで今回は、お客様自身で出来る紙クロスのお手入れ方法について3つご紹介したいと思います。
①ちょっとした汚れを落とす。
道具:きれいな消しゴム(鉛筆汚れのないもの)
汚れた部分を軽めにこするだけで、多くの汚れはほとんど目立たなくなると思います。
※強くこすり過ぎるとクロスが破れる恐れがあるので、ご注意ください。

補修前 補修後
②消しゴムで落とせなかった場合。
道具:白いチョーク
汚れた部分をチョークで軽くこすりつけてみて下さい。
紙クロスの素地に色が近くなる為、汚れが目立ちにくくなります。

補修前 補修後
③油汚れ、継ぎ目の黒いラインを目立たなくする。
道具:ベビーパウダー
〇油汚れには、ベビーパウダーをポンポン当ててみて下さい。
テカテカした感じが軽減され、さほど気にならなくなると思います。
〇継ぎ目が開いて黒いラインが目立つ場合にも、同様の方法が有効です。
まずは目につきにくい場所で試した上で、汚れた部分に使ってみて下さい。

補修前 (黒いラインが目立つ) ベビーパウダーを軽く当てる。 補修後
その他、強い「汚れ」「破れ」「浮き」が出てきてしまった場合には、
ご自身で試す前に、やどりにお問い合わせ下さい。

「破れ」の事例 「浮き」の事例
今回ご紹介した方法を知っていれば、大抵の汚れは目立たなくする事ができます!
心地よく過ごす為にも、紙クロスの白くスッキリした空間を保っていきたいものですね。