皆さまこんにちは。島田です。
今年も大田オープンファクトリ―に参加しました。
毎年、会社の取り組みを地域の方に発信できる場として参加しています。
今年は、応急仮設住宅の講習も兼ねての開催となりました。
応急仮設住宅とは、震災で家を失い、自らの資力で居住の場を確保できない人々のための一時的な住居のことです。避難所の被害者が早急に入居できるよう、速やかに建設を行うことが求められます。その後、入居者が安定した住宅を確保したのち、役目を終え、解体されます。
仮設住宅の使用期間は、災害救助法により最長 2年が原則とされているが、特定行政庁の許可を受けることによって延長可能とされています。被災地によって様々ですが、長期化の傾向にあります。過去の例では新潟中越震災は 3 年、雲仙・普賢岳噴火災害は 4 年半、阪神・淡路大震災は 5 年、東北大震災では 6 年を超えています。そのため、高齢者、障害者の入居や長期生活のための整備が求められ、これらに配慮した団地計画が必要となります。
やどり大工は、全木協東京都協会の一員として、2024 年 5 月の 8 日間、能登の応急仮設住宅の建設に携わりました。効率よく早急に、1 日でも早く、1 人でも多く、少しでも安心して生活ができるよう全国のから集まった大工や職人が同じ想いで建設に力を入れました。
都内で地震が起きたとき、応急仮設住宅の段取を任せて頂けることは、責任が大きく大変ですが今回講習というう形で、デモンストレーションができ、有意義な時間でした。
また、今回のオープンファクトリ―ではカンナ削り大会も行いました。
例年通り、順番待ちの大盛況。
カンナ削り体験会は、来年も開催する予定です。今回体験できなかった方は、ぜひご参加ください!
島田