週末に洗足池公園にお散歩に行きました。この公園には多くの樹木が植わっていますが、その一つ一つに樹種を表記した札がかけてあり、樹種が簡単に分かるので、お気に入りです。
よく見ると、椹(サワラ)や檜葉(ヒバ)など、お風呂や床材などに使われる建材の名前が。爽やかな香りがして、木目も優しくて、好きです。胡桃(クルミ)の木もありました。フローリングや家具でつかったらどんな表情になるかな、、そんな風に夢想しながら歩いていると、松(マツ)や桜(サクラ)などのごくごく身近な樹さえも、建材に見えてきてなんとも不思議な気分になりました。シマトネリコやコブシの木もありました。こちらは、お庭に植えることがありますね。
建築の仕事は覚えることが膨大にあるので、こうして日常生活に結びつけなければ、中々記憶が定着しません。一方で、設計のお仕事がいかに私たちの日常生活の奥深くにまで根ざしているか、改めて感じる出来事でもありました。
猛暑のせいか頭の中がヒートアップして、ヘトヘトになって、帰路につきました。
高橋