空間をいかす建具

こんにちは。村上です。

やどりの造作建具についてブログで紹介したいと思います。

やどりの住まいでは、基本的には既製品の建具は採用していません。

一般的に使われている既製品の建具とは違い、造作の建具の良さとして質感があると考えています。

この質感は、素材の差でもありますが、職人の手作業によって生まれる細かな技なもその質感を作っている大事なポイントです。

建具は自社の大工と建具屋さんによって作られています。

日が経つごとに、表情を変え味わいを増していく建具は興味深く趣があります。

また、造作建具では、シーンに合わせてその造りを検討できます。
木だけでできているものや、布を貼ったもの、ポリカーボネートやガラスを埋め込むことも可能です。

光や音を通すのか、遮るのかなど、一から家づくりをする中で、一つ一つの空間にスポットあてながら作りこむからこそ、ご提案のできる部分でもあると思います。

暮らしのなかのどのようなシーンを大切にしたいか、そんな想像をしてみると、空間を分けるためだけの建具から、
空間をよりいきいきとさせる建具へと変わってくるかもしれません。

(村上)