“いつもの”をより豊かに

ジメジメとした日が続いていますね。
眠る前に聞く小雨の音は、何だか心地の良いものに感じられます。

 

さて、今年の11月にも股旅社中デザイン競技会が開催されることが決定いたしました。

 

競技会テーマは「”いつもの”をより豊かに」。

 

「良いアイディア」をどのようにして「良い解決」まで発展させたかというプロセスが評価されるポイントだと思います。

 

創建舎のこれからの家づくりをより良いものにしていく為、試作から完成まで他会社の力をお借りしながら、お客様に自信をもってご提案できるような作品を、スタッフ皆で作り上げていきます。

股旅WSでの会議の様子

 

先月に股旅WSがあり、村澤さんからとても興味深いお話をしていただきました。それは、私たちの身の回りにある物の形・大きさにはちゃんとした理由があるということです。

例えばコップやお皿の食器類、スツール、収納BOXの形はどうしてあのような形をしているのでしょう…。実はどれも積み重ねておくことができるような仕組みのデザインなのです。

 

人類が最も美しいと感じる比率、「黄金比」や「白銀比」という言葉をよく耳にしますが、身近な物の理にかなった大きさ、デザインの基準となったものの知識は意外と知らないことが多いと感じました。

 

これから物をデザインしていくにあたって、そういった基準となるものを定め、そこに創建舎らしい個性や遊び心を加えていきたいですね。

何を問題視し、より良いものに開発していくかは追っての公表となりますので、ぜひ楽しみにしててください!

 

(金持)