時と緑が紡ぐ棲家

品川区大井の住宅街に、「時と緑が紡ぐ棲家」が完成しました。

長く住まわれた土地で、ご夫婦が犬と暮らすための棲家として建て替え計画を行いました。
元々、敷地奥側には緑が多く植えられており、家の中からもそれらを感じられるよう、緑を囲むＬ字の配置計画としました。

プランは、共有スペースと和室を１階、個室を２階に配置しており、将来的には１階のみで生活が可能な計画となっています。
また、配置計画に合わせてＬ字に縁側を設けました。緑を眺めながらゆっくりと縁側で過ごす時間はとても気持ちが良さそうです。

外壁は、１階に焼杉、２階にモルタルを採用することで、焼杉の厳かさを残しつつも街並みに溶け込むような佇まいを目指しました。
また、焼杉の選定にはご夫婦の思いが詰まっており、旅先で見た焼杉に一目惚れをして採用に至りました。
家づくりのヒントは、日々の暮らしの中にあるのかもしれないですね。