おおらかに庭と空につながる家
幸区の住宅街に、「おおらかに庭と空につながる家」があります。OBのお客さまからのご紹介で、ご縁を頂いてのお住まいづくりです。古い住宅街で、これから建て替えラッシュを迎えることを想定して、「とにかく、明るい家にしてください」というご要望からお住まいづくりが始まりました。
道路との境界を緩やかに石で区切り、植栽とmospos、大きな下屋に迎えられて、玄関へ。硝子のペンダント照明とのれんが玄関の設えを彩ってくれます。
ダイニングの天井には、キャットウォークからの光が差し込み、吹き抜けの天井も一部アール天井とすることで、やわらかい光が空間を包み込みます。そして、リビングダイニングからウッドデッキや下屋を通して、庭の木々たちが四季を感じさせてくれます。
寝室の納戸の家具は、着物を入れる竿(引出し)をお客さまがお持ちでしたので、大工のデザインでアップサイクルされた、やどりらしい逸品となりました。
どこにいても家族の気配が感じられる、ウチもソトも居場所のたくさんある家になりました。