さらにいい住まいを
ずっといい住まいを。

その住まいに入ったとき、その部屋でゆっくりとくつろぐとき、忙しく家事をするとき。
朝と昼と夜、晴れの日や雨の日、平日と週末、春夏秋冬。そうした様々な生活のシーンにおいて「気持ちがいいなあ」「暮らしやすいなあ」と思ってもらえる住まいを、私たちはご提供したいと思っています。
そうした「居心地のよさ」を実現するための要素には、次のように様々なものがあります。

心地よさに
　厳選素材

国産構造材利用
長寿命な住まいを考えたとき、重要になるのが構造体に使う材料です。木造軸組住宅では、その性能や品質の良し悪しが、住まいの寿命に大きく影響します。
私たちが使うのは、シロアリや腐れに強い国産のスギ、ヒノキ。強度や含水率を一本一本測定し、高い基準を満たした木材を使用することで、構造設計の精度が向上し、木材が乾燥する過程で生じる変形を抑えることができます。
木材生産地を訪れ、育成林、加工、乾燥などの現場を見ることで、木材生産者との信頼関係を築き、こうした高い品質の木材を安定的に提供することができます。
内装材
やどりでは、木、鉄、石など素材そのものの良さを活かす家づくりを心がけています。自然素材そのものは、肌ざわりの良さ、素材の美しさなど、既製品にはない独特の風合いを楽しむことができます。時には傷が付いたり、反ったりすることもありますが、適切なメンテナンスをすることで、家に馴染み、味わい深く変化していきます。
自然素材が皆様のもとに届くまでの過程には、住まい手のことを考え、材料を育て、大切に造り上げる生産者の方々の熱い想いがあります。その想いを受け継ぎ、素材の良し悪しを熟知した職人が、プライドを持ち、熟練の技を活かして住まいづくりを行います。
自然塗料
私たちの主食であるお米を精米すると糠が出ます。昔の人は糠を布に包んだ糠袋で床や家具など家中をピカピカに磨いていました。近年では、便利さを優先した科学物質製品に多くが代わり現代病とも言えるシックハウスの問題が大きくなってきました。
キヌカは、溶剤を使用せず、米糠から抽出した油脂分と天然素材だけを使い、無臭で「赤ちゃんが舐めても大丈夫！」な塗料として最高レベルの安全・安心を備えた日本生まれの自然塗料（米ぬか塗料）です。 裸足で暮らす日本人の生活に最適な木の温もりや素材を感じる事が出来る無臭で安心な塗料です。
断熱材／セルロースファイバー
今や住まいづくりの欠かすことのできない断熱材。人体や環境にも優しい家づくりを目指すやどりでは断熱材にはセルロースファイバーをお勧めしています。
セルロースファイバーは、古紙を再利用した断熱材で、様々な太さの繊維が絡み合い、空気の層をつくっています。また、１本１本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しており、その空気の存在がよりいっそう熱や音を伝えにくくしてくれます。また、周囲の状態に応じて水分を吸ったり吐いたりしているため、適度な湿度を保ち内部結露を防ぎます。それによって、大切な建物の寿命を延ばすことにもつながっています。

住み続ける
ための工法

地震対策
大切な家族を守り安心して住み続けるためには、地震や自然災害などへの備えは家づくりにおいて大切な要素の一つです。やどりの家は建築基準法の１．５倍の耐震性能（耐震等級３）を確保し、大地震に備えています。耐震性能を確保する為に、全ての土地において地盤調査を行い、全棟構造計算（許容応力度計算）することで、「耐力壁の量とバランス」「水平構面（床や屋根）の強度」「柱や梁の接合部の強度」「基礎の強度」などを細かくチェックして耐震性能を実現しています。
シロアリ対策
シロアリ対策は、予防と被害拡大防止のため早期発見が重要です。
やどりのシロアリ対策はまず、「薬剤に頼らない」というスタンスで臨み、物理的なバリアを造ることを基本に考えます。蟻害を受けにくい材料を使い、木材を常に乾燥状態を保つこと、そしていつでも点検できるようにしておくことで、被害を最小限に抑えるよう努めています。その上で補助としてホウ酸を使用し木材に防蟻性能を持たせています。
維持管理対策
やどりの家づくりでは、しっかり造って、きちんと手入れして、永く住まうことを基本とし、維持管理しやすい住まいを提供しています。
【外壁通気工法】外壁に空気の通る層（通気層）を造り、壁体内の湿気を外部に放出することで、壁体内結露の発生を防ぎます。また、通気層は建物の防水性、耐久性の向上にもつながります。
【ヘッダー工法】ヘッダー配管と呼ばる配管方法を採用。配管の継ぎ手を少なくし点検箇所も最小限にできます。また、排水管は基礎の立ち上がりから抜くことで、点検、交換しやすく、不具合にも対応しやすくしています。
暑さ寒さ対策
断熱性を高めることで、家全体の温度差を少なくすることができます。冬暖かく過ごすことで体の負担も減り、健康寿命の向上にもつながることが近年の調査研究ではっきりしてきました。やどりの家づくりでは、断熱等性能等級４を超える、HEART20 G1レベルの断熱性能を確保することで、冬暖かく、夏涼しい住まいの基本性能を確保しています。また、断熱性能を確保する為に大切なのが気密性能。やどりでは、必要に応じて気密測定器により建物の隙間相当面積をチェックしています。