2/25.26に予定おります、
円る家 -人も空気もまわる- 見学会
この家の見どころを少しご紹介したいと思います。
「円る」と書いて「まわる」と読みます。
回遊性のある間取りと、OMソーラーによって家の中の空気がまわること、家族円満で仲良く暮らす家をイメージして考えた名前です。
今回は「人がまわる」について、設計の坂本から、
回遊性のある間取りの魅力を簡単にお話ししたいと思います。
回遊という言葉は、魚を解説する際に耳にしたことがあるかもしれません。
広い海域を泳ぎ回って暮らしている魚のことを回遊魚と呼び、水族館などには大きな回遊水槽があったりしますね。
いっぽう住宅において回遊というのは、動線として行き止まりがない、くるくる廻れる動線があることを回遊動線、
回遊性のある間取りと言います。
回遊動線のメリットは何なのか、ひとつが家事動線がスムーズになる点です。
限られた時間の中で、短時間で多くの作業を同時に行いたい。そう思った時に回遊できることで、移動距離を少なく、
また臨機応変に対応ができるのです。
特に忙しい朝の時間など、家族が動線で渋滞したり、ちょっとしたストレスが溜まったりしますが、
動線が多いのでストレスなく暮らすことができます。
また同じ広さの家であっても、行き止まりがなく回遊できる家は、空間も広々感じることができます。
都市部など大きく家を建てられない場合でも、回遊性のある間取りを取入れることで、
閉塞感のないのびのびとした暮らしが実現できるかもしれません。
そして回遊性のあると、なによりお子さんが楽しそうです。説明などしなくても気が付けばくるくる走り回って楽しそう遊んでいます。
子供たちがのびのび暮らせる家は、大人にとっても心地よい住まいなのかなと思います。
行き止まりがない間取りの良さというのは、動線など人の動きに限ったことではありません。
風や光も淀みなく広がっていきます。
そのあたりは「空気がまわる」ことに繋がってくるお話しですね。
「空気がまわる」については、OMソーラーの魅力と共に、
監督の高田からお伝えしたいと思います。
つづく