とある日曜日、大工さんに頼んでいた加工材を引き上げに現場へ行きました。
南馬込にある3階建ての現場です。大きい。
日曜日は職人さんたちがお休みなので現場には誰もいません。
現場に入って早速目に入ったのがこちら
現場で出た端材に、建具や枠の納まりを実寸で書いたものですね。
設計者だけでなく、造り手のこの検討があるからこそ現場の細かい所まで綺麗に確実に納められるのですね。
この正面の壁には階段が掛かります。
よく見ると柱と柱の間に階段を固定する下地材、、を固定する下地材が留められています。
この下地を留める為には、図面から階段の高さを出して、手摺の高さも出して、、といった作業が必要になります。
頭と体を同時に働かせるのって難しいですよね。
考えただけて頭の中が散らかりましたが、このように現場は綺麗に片付いていました。
掃除機のホースまで美しくまとめられています。
創建舎で新築してから10年以上経ったお家を何件も見てきましたが、どのお家もしっかり建っています。
こうやって新築の現場を見ていると、仕上げると見えなくなる所もしっかりつくっているおかげなんだよなぁと思います。