【自社大工のここがすごい vol.2】「一作業一清掃」が生む、美しい現場

こんにちは。いつもやどりのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は前回に引き続き、スタッフが語る「自社大工の凄さ」をお届けするミニ連載です。
第2回のテーマは、スタッフに「大工さんのここがすごい!」とスタッフに尋ねた時、全員が口を揃えた「現場の美しさ」についてです。

 

▼第1回はこちらから
【自社大工のここがすごい vol.1】腕の良さの前に、対話がある

 

 

家づくりの現場というと、「木くずや資材が散らばっていて足の踏み場もない」という光景を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。 実際、現場見学会の直前にスタッフ総出で大掃除をする……というのは建築業界で珍しくない話です。

 

ところが、やどりの現場は「いつ、誰がふらっと立ち寄っても綺麗」。

 

この話を設計スタッフの辻にしたところ、その理由を教えてくれました。

「やどりの大工さんにとって、掃除は『作業のあとにやるもの』ではなくて、仕事そのものに含まれているんです。『一作業一清掃』というか、ひとつの木を削り終えたらサッと払う、道具を使ったら元の位置に揃える。散らかっている状態では良い仕事ができないという感覚が、無意識の所作として身体に染みついているんですよね」

 

ルールで縛られているわけではなく、美しく精緻な仕事をするための準備として、自然と場を整えているのだそうです。

体格が良く、一見ワイルドに見える大工さんたちが、誰よりも繊細に刃物を研ぎ、現場の空気を整えている。 その実直な背中を見ていると、完成した家が見た目だけでなく、隅々まで澄んだ心地よさをまとっている理由がよくわかります。

 

次回は最終回。木を扱う仕事にとどまらない、大工さんの「現場全体を見渡す広い視野」についてお届けします。