空を囲む暮らし
小金井市東町の閑静な住宅街に「空を囲む暮らし」が新たに完成しました。
区画整理によって生まれた旗竿変形地に建ち、周囲には住宅が建ち並んでいますが、裏手には植木畑が広がっています。二階の窓からは、四季折々の自然を借景として楽しめる、まるで特等席のような立地。住宅街にありながらも、自然に包まれるような贅沢な空間が広がっています。
建物は、プライバシーを確保した中庭を囲むコの字型のプランを採用。家のどこにいても自然を感じられ、光や風をたっぷり取り込む、明るく開放的な空間となっています。ルーフバルコニーへと続く外部鉄骨階段は、お施主様のアイデアから生まれたもの。屋外でのひとときを存分に楽しめるこの階段が、暮らしに新たな広がりをもたらしています。
外壁には、経年変化を楽しめる桧の板張りを採用し、自然素材ならではの風合いが住まいに温かみを与えています。また、二階の床には耐久性に優れたアピトンフローリングを使用。アピトンは堅木で、船やトラックの荷台にも使われるほどの強度があり、子どもたちが元気に走り回っても傷がつきにくく、安心して暮らせます。
さらに、造作家具にはラワン材を使用し、柿渋塗装で落ち着いた印象に仕上げました。赤身の色合いが特徴的なアピトンフローリングと相まって、空間に深みを与え、シンプルでありながら洗練された美しさを演出しています。