お客様の声

距離感が良い家

距離感が良い家

大田区A様

創建舎とOMソーラーに出会わなければ、
家づくりを諦めていたかもしれません。

創建舎の家に暮らすお客さまを訪ね、住み心地の本音を語っていただく「お客様インタビュー」
今回訪ねたのは、子どもに恵まれた笑顔いっぱいのお宅。
2012年3月に竣工した『おおもりの家2』です。

−「OMソーラー」ってなんだろう

「家づくりを考えたきっかけは、OMソーラーでした」というご主人。
「保育士という仕事柄、子どもたちにとっていい住環境は何かを調べていて。その時、雑誌『チルチンびと』で見たOMソーラーという言葉にひかれました。
資料を請求したところ、近隣の工務店として紹介されたのが創建舎だったんです。
実は創建舎の建築現場が通勤途中にあって、現場のシートを見て名前は前から知っていたんです。紀州(和歌山)の杉材を柱や梁にたくさん使っていたし、他とはだいぶ違う家づくりをしているなぁと感じてました。
前の家は50平米程度しかなく、3人の子どもたちと暮らすのはさすがに限界だなと感じはじめた4年ほど前、創建舎へ家づくりの相談に行ったんです」。

−土地探しから、相談をはじめる

「長男がまだ小学校にあがる前だったので、せっかくなら子どもたちを通わせたいと思っていた公立小の学区内に越したい、と思いました。
知り合いの不動産業者もいなかったので、創建舎に相談してみました。
2年くらいかけてやっと見つけたのがこの土地です。
一時はマンション購入も検討したのですが、どのような建材を使っているか分かりませんし、子どもたちのシックハウスも心配でした。創建舎には、紀州の杉など自然材料を出来るだけ利用して、断熱材にはセルロースファイバーを使って欲しいと希望しました」と奥様はいいます。
奥様が土地探しを続ける間、ご主人は創建舎の住宅見学会に何度も通い、雑誌なども参考にしながら家のイメージを固めていったそうです。

−【私たちの希望の家】

■ 家族の気配を感じられるオープンな家。ほどよい距離感で自分の時間を過ごせるよう、リビングに家族5人、それぞれの居場所があること。
■ リビングやキッチンは1階に。ソファに座る暮らしはしたくない。2階へ行くには必ずリビングを通ること。
■ 廊下やムダなドアはいらない、出入り口は全て引き戸にして欲しい。
■ 勉強部屋はなし。リビングに子どもたちの集まる読書コーナーが欲しい 。
■ 耐震性が高く、自然光が入り、風通しのよいこと。OMソーラーは必ず採用したい。
■ キッチンが家の中心。家族でワイワイ料理を作りたい。子どもの様子がわかるようキッチンから部屋を見渡したい。
■ 当分の間は、家族5人川の字で畳の部屋に布団で寝たい。
■1日の洗濯量は大型ピンチハンガー5個分になる。洗濯物をたっぷり干せるバルコニーが欲しい。雨の日も干せるように工夫したい。
■ 階段吹き抜けにキャットウォークが欲しい。
■ 玄関に手洗い場が欲しい(子どもの手足を洗ってから部屋に入れたい)。土間に子どもたちの道具(剣道や野球用品)を収納しておきたい。

−様々な要望を実現した、吹き抜けスペース

こうした希望をできるだけ叶えようと、設計を担当した創建舎・吉田さんは敷地の西側に注目しました。
旗竿敷地のため敷地は隣家で囲まれていますが、西側だけ開けたスペースがありました。
「ご夫妻の希望を実現するため、採光のための大きな窓やキャットウォーク、バルコニー、子どもの読書スペース、階段などを西側の吹き抜け周辺に集約しました」と吉田さん。西側の大きな窓からは一日中自然光が入り、日中は照明を付けなくても明るくすごせます。スリット階段の下にある子どもたちの読書スペースは、床を掘り込むことで快適に座って読書できます。
OMソーラーによって床が温まるため、冬場も足元は寒くありません。
2階のキャットウォークはバルコニーにつながっていて、晴れた日はバルコニーに、雨の日はキャットウォークに洗濯物干す場所を使い分けできます。

−子どもたちとの視線を大切にしたアイランドキッチン

畳敷きのリビングと一体になったキッチンスペースは、視線の関係を大切にしています。アイランドキッチン内の床を掘り下げ、床座との視線の高低差を縮めているのです。そのため、リビング側からは子どもたちでもキッチンカウンターに手が届きます。
「今はまだちょっと早いですが、いずれは子どもたちと一緒に料理をしたいと思っています。ここからはリビングが見渡せて安心ですし、カウンターが広く両面から使えるのも便利です。いまも食器の用意は子どもたちにさせているんです。」と奥様も大絶賛。

−「畳」のリビングで、座卓での食事

「自分の子ども時代は、家族揃って畳の上に正座してご飯を食べました。
リビングに畳を敷いたのは、子どもたちにもそうした日本的な生活を体験して欲しいからなんです。」とご主人。
「フローリングのような傷の心配がなく、ストレスになりません」と奥様もいいます。
自らも2児の父である創建舎・吉田さんは「子どもたちが集まって遊ぶスペースは自然と決まってくるので、そこにきちんと収納を設けてあげると、おもちゃや本などで部屋が散らからなくて済むんです。」といいます。のびのびとしたオープン空間でありながら、子どもたちの行動パターンも緻密に計算したプランなのです。
玄関つづきの土間クローゼットには、子どもの遊び道具やご主人の仕事道具、コートなどの外出着等がたっぷり収納されています。リビングへは土間クローゼットからも直接出入りができ、手洗い場も設置されていました。
「子どもたちが帰ったときは、必ず手と足を洗ってから入るようにしています。
外で使うもの、着るものを土間にしまえるので、ホコリや花粉を持ち込まずに済むのがいいですね」とご主人。

−3カ所の回転動線で、子どもたちはノビノビ

完成した家をつぶさに見ると、ご夫妻の希望をほとんど叶えていることが分かります。しかし希望通りの機能が実現されても、そのつながりが悪ければ暮らしやすい家にはなりません。
この家は、玄関、キッチン、2階和室まわりの3カ所に「回転動線」をもっています。回転動線とは、突き当りがなく一周できる動線のことで、子どもたちがくるくると走り回れます。また面積以上に家を広く感じられる効果もよくわかりました。

−家づくりを振り返って

「創建舎の方は、どなたでも気持ちよく対応してくださるので、風の強い日に雨戸がガタガタした時や、食洗機の使い方が分からなかった時など、暮らし始めてから気づく細かな点も気軽に電話できます。やはり近所の工務店は安心感があります」と奥様。
一方ご主人は「いま、時間をかけて家づくりに取り組める会社は少ないと思います。
この家は地鎮祭や上棟式もきちんと行いましたし、子どもたちも現場で大工さんと遊びながら、家づくりを体感できました。
家を買ったのではなく、建てたという実感がありますね」と少し誇らしげでした。
優れた大工さんの腕前と美しい木材を隠すのはもったいないと思い、柱や梁はできるだけ『あらわし』で仕上げてもらったというA様。
「OMーラーと創建舎の存在がなければ、マンションの購入で妥協していたかもしれない」と気持ちよさそうに目を細めていました。
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