まだまだ冷え込みますが、日中は暖かく春の訪れを感じる季節となってきましたね。そんな春の暖かさを感じながら訪れたのは、内藤廣さん設計のとある美術館。地元の素材を使い倒すをモットーに、アルミや地元の杉をふんだんに利用した空間から遠くには立山連峰が見渡せる空間構成となっており、(写真ではうまく写ってないですが、、、)大自然を切り取る公共建築ならではのダイナミックさを感じました。壁・天井に地元の杉材、床にはナラ材を使用しており、ここでは、やどりの家の素材とも似たものがあり、すごく親近感を感じました。
中では、名作椅子の展示がされており、ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアやウェグナーのザ・チェア、コルビュジェのLC-1など、間近で見ることができ、贅沢な時間を過ごすことができました。
そして、感動的だったのは同美術館で開催されていた「蜷川実花展」。自然の色を活かした同氏の作品は圧巻で、こんなにも色を素敵だと感じたことはありませんでした。
コロナ禍でなかなか出かけることが少なくなってしまいましたが、このように建築の凄さを肌で感じることはすごく刺激になります。暖かくなる春はたくさんでかけようと思います。。。