屋久島といえば、「縄文杉」を思い浮かべる人が
多いのではないでしょうか。
縄文杉というのは、屋久島に自生する最大級の屋久杉のことです。
屋久島には多くの杉が生えているのですが、
その中で1000年以上のものは、屋久杉と呼ばれ、
1000年以下のものは小杉と呼ばれています。
さらに、30年から70年生のものを地杉と呼び、
これらは建材としても流通しています。
屋久島地杉には特徴があり、
他の国産杉と比べ、油分が豊富で、高い耐水性、対候性を誇ります。
また強度も高いのが特徴です。
また独自の成分バランスがあり、レッドシダーに近い杉といわれています。
その為、外部での使用に適した材料といえます。
そんな屋久島地杉ですが、多くは中国に流れてしまうか、
捨てられているのが現状で、国内で使われる機会が少ないとのこと。
創建舎では、最近外部デッキを屋久杉地杉でつくることも多く、
屋久島地杉の魅力を少しでも広めていければいいなと考えております。
国産の顔のみえる材料を使うことは、
高い品質に繋がるのはもちろん、国内林業の活性化にも繋がっていきます。
屋久島では地杉をつかった産業も起こり、
雇用の創出にも繋がっているそうです。
そんな物語のある家づくりも、
素敵ではないでしょうか。
お庭にデッキをつくりたいという方も大歓迎です。