こんにちは、仲間です。
先月あたりから、社内の設計力向上の為にプラン練習を実施しています。
住宅の間取りを考える事は、楽しくも大変難しい作業です。
その中でも決めるのに特に時間がかかるのが「階段」です。
直階段なのか、回り階段なのか、玄関脇に設けるのか、リビング内に設けるのか、、。
形や配置を決めるにも選択肢が沢山あり、しかもそれによって建物全体の間取りにも大きく影響が出てきます。
とても悩ましい階段ですが、上手く決める事ができると多くの恩恵を受ける事にも繋がります。
良い位置に階段があると廊下(動線)をコンパクトにまとめる事ができます。
階段下を有効活用すると、大容量の収納スペースになったり、トイレを納める事も可能です。
また、階段は上下階の空気や熱の行き来を促す吹抜け空間でもある為、快適性にも重要な役割を果たします。
こう考えると、住宅設計の要(かなめ)は階段なんだと、つくづく実感します。
これから設計力を高めていく上で、階段に特に意識を集中させて取り組んでいきたいと思います!
(仲間)
追伸 ちなみに今まで最も感銘を受けたのは、京都にある駒井家住宅の階段です。踏面がゆったりしている事で登りやすく、大開口から降り注ぐ光が柔らかい雰囲気を作っていて、上り下りするのが楽しくなる素敵な階段でした!!
(仲間)