本日よりこのブログでは、スタッフの言葉を通して「やどり」の家づくりへの想いや、現場の日常を少しずつお届けしていきます。
第1回は、今年入社したスタッフ保坂です。
外から見ていた「やどり」と、現場で知った「手仕事と佇まいの理由」についてお話しします。
きっかけは、SNSで見かけた「空間のたのしみ方」
私が「やどり」をはじめて知ったのは、就職活動中にSNSで見かけた施工事例でした。
特に心に残っているのが、階段の途中に小さな踊り場と本棚があるお家です。
東京という立地で限られた敷地でも、設計の工夫ひとつで暮らしをたのしむ「余白」に変えてしまう。
その佇まいと空間のつくり方に、一目で魅了されました。

「新卒募集なし」から始まった、現場に通い詰めた日々
「どうしてもここで、家づくりに携わりたい」
想いは募るばかりでしたが、当時は中途採用のみ。新卒の募集はありませんでした。
それでも諦めきれず、「遊びに来るくらいならいいよ」という社長の言葉を真に受けて(笑)、
学生の頃から何度も現場や見学会に通いました。
通ううちに、大工さんたちが一軒ずつ、本当に手をかけて家をつくっているのが分かってきました。その姿を間近で見て、ここで働きたいという気持ちは確信に変わりました。
それを受け入れてもらえて、今こうして「やどり」の一員になっています。

在学中に股旅社中の取り組みにも参加していました
見えなくなる場所にこそ宿る、職人の技と美意識
入社した現在は、新築の現場はもちろん、メンテナンスや日々のサポートなど、住まいに関わるさまざまな実務を担当しています。毎日が発見の連続ですが、現場に行くたび大工さんの仕事の丁寧さに驚かされます。
家が完成すると隠れてしまう木材の納まりや、ビスを留める位置ひとつ。
大工さんたちは、すべてに理由を持って美しく仕上げています。
「どうしてここは、この形なんですか?」と聞くと、大工さんは少し照れながら教えてくれます。その話がおもしろくて、気づけば聞き入っていることもしばしばです。
細かなこだわりは、私がここで書くより、ぜひ現場で大工さんに直接聞いてみてください。大工見学会などでお会いしたときに「ここ、どうなっているんですか?」とたずねてもらえたら、きっと喜んで教えてくれるはずです。
完成すれば見えなくなる部分まで、きちんと仕上げる。やどりの家の佇まいは、そういう積み重ねからできているのだと思います。

これから、お施主様へ届けていきたいこと
最初は一人のファンとして「やどり」の家に惹かれました。
そして今は、その裏側にある手仕事の熱量に、日々刺激を受けています。
建てるときはもちろん、時が経っても住まいに寄り添い続けること。私
たちが大切にしている「丁寧な手仕事と暮らしの佇まい」を、これから出会うお施主様へ、まっすぐ届けていきます。