Renovation鉄骨木の家リフォーム
某ハウスメーカーの鉄骨の住まいを、お子様の成長と共により住みやすく、そして木の温もりのある住まいにしたいと始まったリノベーション計画です。
1階リビングから2階リビングへ大規模な計画変更が大きな要望でした。2階は間仕切りをなくし、広々としたワンルームに変更。コーナーには書斎と3畳の畳スペースを配置して篭れる場所も確保しました。1階は家族収納を設け、家族のプライベート空間に。リビングが2階に移り、引き込み障子越しに和らかな日ざしが降り注ぐ、素敵なリビングになりました。大きすぎて外から搬入したほどの障子も、壁の中にすっぽりと収納できるように設計しました。大工技術を活かした納まりも「やどり」の住まいの特徴の1つ。新しく2階に設けたキッチンは、ご夫婦のこだわりがいっぱい詰まったオリジナルキッチンです。既存の建物に合わせながらの計画は大変な面もありましたが、背面の造作収納カウンターと共に使いやすいキッチンとなりました。
今回のリフォームのもう1つの目的は水廻りの改修です。狭くて、使いにくかった小さな洗面室・浴室は、ヒノキの羽目板に囲まれた癒しの空間に。毎日の洗面、お風呂が楽しくなりました。そして、奥様がどうしても交換したかった玄関ドア。米松を利用した木製玄関ドアに交換しました。明かりとりの窓も併設して、明るく気持ちの良い玄関になりました。