木の温もりを紡ぐ家
大田区大森西の閑静な住宅街。かつて弊社でご自宅のリフォームを手がけたお施主様からのご縁で、今回は娘さんご夫婦の新築計画をお任せいただきました。世代を超えてつながるご依頼を心より嬉しく思いながら、ご一緒に家づくりを進めてまいりました。
きっかけは、ふたりのお子様の成長に伴う暮らしの変化です。「部屋数を増やしたい」「子どもたちを思いきり遊ばせたい」という想いに加え、「ただいま」「おかえり」の声が響き合い、家族の気配を感じられる家にしたいというご要望をいただきました。この想いを軸に、間取りと素材を丁寧に選定しています。
1階は、家族が集うひと続きの大空間。玄関からLDKまでをゆるやかにつなぐことで、どこにいても家族の帰宅が感じられます。キッチンと水回りはコンパクトにまとめ、家事をスムーズにこなせる回遊動線を確保。対面キッチンの正面にはダイニングとデスクスペースを並べ、夕食の支度をしながらお子様の様子をやさしく見守れる距離感に整えています。また。ダイニングやデスクスペースに施した羽目板が、木のあたたかみで日々の暮らしを包み込みます。
リビングは床を一段下げ、ウールカーペットを敷き込みました。つい身をゆだねたくなる心地よさが広がり、食後もそのままゴロンと寛げる、この家ならではの豊かな時間が生まれます。見上げると勾配天井の吹抜けが広がり、北東の窓と天窓から季節の移ろいを感じる光と風が注ぎ込みます。
2階は主寝室と子ども部屋、南側のインナーバルコニー、そしてホール洗面を配置しました。朝の身支度を2階で整えてから1階へ降りる、家族の生活スタイルに寄り添った動線計画です。











