股旅社中

手ざわりのいい
家づくり

股旅社中(matatabi shachu)とは、家具デザイナーと工務店、 そして住まいに関わるさまざまなメーカーが協働して新しい家づくりに取り組む活動です。
私たちやどりもそのメンバーの一員となり、「手ざわりのいい家」「住めば住むほど心地よくなる家」 「隅々まで丁寧にデザインする家」を目指し、オリジナル製品の開発などデザイン実践活動をしています。
今までにないものを追求し、志を同じくするチームとして交流を深め、互いに切磋琢磨することで、 開発力の向上、時間とコストの合理化、情報とノウハウの共有や蓄積、技術力をもった人材育成など、 心豊かな家づくりのために活かしていきたいと考えています。

住まいは様々な道具や部品、そして家具によって支えられています。しかし、その多くは大量生産、大量消費の中生まれたもの。実は私たちの提案する住まいには合わないもの、足りないものを多くありました。豊かな暮らしを提案していく中で、より生活に寄り添った道具、部品がないものか。どうしたらより良いものを提案できるのだろうか。そういう想いの中始まった股旅活動。

定期的に行われるワークショップでは、家具デザイナー村澤一晃さんを中心に創建スタッフ、股旅メーカーが、「今必要なものは何か」「どうしたらできるか」などを話し合い、時には実際につくり検証するなど試行錯誤の連続。そんな繰り返しの中から、やどりだからできる、やどりだからできた、そんな暮らしを豊かにする道具、家具をこの活動から生み出していきたいと思っています。
また、活動を通して、ものづくりの楽しみに、今まで不可能と思っていたことが可能になることの感動を共有し、創建舎スタッフの個々のレベルアップにつながればと願っています。